2009年07月22日

近津遺跡群②~最新遺跡情報

遺跡名:近津遺跡群
ふりがな:ちかついせきぐん
住所:佐久市大字長土呂
事業名:中部横断自動車道建設
立地:浅間山麓の田切り台地
調査期間(予定):平成21年4月~9月
時期:縄文・古墳・古代
遺跡の種類:集落跡
遺跡の詳しい位置はこちら

春から再開した近津遺跡群の調査は、調査区北東部の3区の調査が終了し、現在調査区中央の5区の調査を行っています。調査地点は雑木林であったため、たくさんの木の根が残っていて、まずその根を取り除くことから始まりました。その結果、古墳時代前期の住居跡が2軒、平安時代の住居跡3軒が見つかりました。

 たくさんの木の根を切りながら調査を行っているところです。






古墳時代の住居跡を掘り下げています。






古墳時代前期の住居跡です。住居の隅(写真左手前)に長方形の穴が掘られていました。何に使われたものでしょうか?





平安時代後期の住居跡です。隅(写真左奥)に煮炊のためのカマドがあります。






平安時代後期の住居のカマドの跡です。石を組んで作られています。中央部分に、土に埋まった小さめの平な石が残っていました。これは煮炊に使われた土器を支えるための石で支脚石(しきゃくいし)とよばれています。





平安時代後期の住居跡です。写真左奥の部分が張り出しています。昨年の調査でも似たような住居跡が見つかっています。  

Posted by maibun-nagano at 15:28近津遺跡

2009年06月24日

近津遺跡群①~遺跡紹介

遺跡名:近津遺跡群
ふりがな:ちかついせきぐん
住所:佐久市大字長土呂
事業名:中部横断自動車道建設
立地:浅間山麓の田切り台地
調査期間(予定):平成21年4月~9月
時期:縄文・古墳・古代
遺跡の種類:集落跡
遺跡の詳しい位置はこちら

古墳時代の竪穴住居跡。少量の土器が出土している。柱穴や炉・カマドは見つからない。小諸市との境になる湧玉川(わくたまがわ)の田切りに面した台地上に営まれた古墳時代・平安時代の比較的小規模な集落跡です。
平成20年度からの継続調査で、今年度は3地区で8,500m²ほどの調査を予定しています。
古墳時代の竪穴住居跡4棟と平安時代の竪穴住居跡1棟、縄文時代の落とし穴がみつかっています。



調査前風景 カラマツ林の向こうに煙をあげる浅間山が見える。
調査前風景 カラマツ林の向こうに煙をあげる浅間山が見える。

縄文時代の落とし穴の調査。直径1.2mほどの円形で深さは90㎝あります。
縄文時代の落とし穴の調査。直径1.2mほどの円形で深さは90㎝あります。

古墳時代の竪穴住居跡を調査しています。
古墳時代の竪穴住居跡を調査しています。
  

Posted by maibun-nagano at 14:32近津遺跡